この度ROD GALLERYでは麓マボロシの個展を開催いたします。
本展は麓にとってRODGALLERYでは初の展覧会です。
また、本展につきましては作品に併せたアンティークのおもちゃの展示・販売もありますのでぜひご覧ください。
詳細は下記をご覧ください。
今回の展示はとても流動的に形作られていった。
5月の展示が延期になり急遽決まったものだった。
まず、当ギャラリーで運営を行っている川本が幼い頃から手遊びのように迷路(maze)やビル群を描いていたところから始まり、藤田つぐみがそれにコラージュを施した。
コラージュの材料は、戦前戦後のおもちゃを扱う仕事をしていた藤田の父が遺した昭和30年、40年ごろの紙の着せ替えおもちゃだ。
だれが描いたものか今ではもうわからない。
この境界線の曖昧なだれの作品とも明言できない曖昧な感性を“麓マボロシ“と川本が名付けた。
主体のいない着せ替え人形の服が街に漂う。
だれのものでもない、だれでもない心地よいマボロシとして夢見心地に漂っている。
RODGALLERY
▶︎展覧会名
麓マボロシ個展「maze」
▶︎開催期間
2024.05.10 - 2024.05.27
▶︎アーティスト
麓マボロシ(フモト マボロシ)
ROD GALLERYの川本と藤田、昭和30 - 40年頃の着せ替え紙人形のイラストレーターたちによる曖昧なユニット。
藤田つぐみの詳細はこちら。