この度RODGALLERYでは扇原杏佳×小倉有加里2人展「1+1ten」を開催いたします。
 
扇原氏は、愛らしさと不完全さを抱えたキャラクターたちを通じ、親しみやすくも不思議な余韻を残す映像作品、それに併せた立体の作品を制作しています。
 
小倉氏は、日常に潜む形や偶然の組み合わせを拾い上げ、見立ての感覚を生かした平面作品として提示しています。
 
映像とグラフィック、異なるアプローチから生まれる二人の表現は、日常を見つめ直す新しい視点へと導きます。

ぜひRODGALLERYにてご高覧ください。
 

---

 
2015年、大学受験予備校で出会った扇原杏佳と小倉有加里。
 
ともに東京藝術大学に進学し、修士課程まで歩みを共にした2人による初の2人展「1+1展」を開催します。
 
「1+1」というタイトルには、個々に自立した表現を持つ2人が、ひとつの空間に並び立つことで生まれる響き合いを込めました。
 
どちらかの作品に惹かれて訪れた方も、もう一方の世界にふと足を踏み入れた時、新たな発見や楽しさが待っているかもしれません。
 
扇原は、「オジコちゃんシリーズ」において、自己嫌悪から自己肯定へ向かう心の過程をユーモラスに描き、 自分と向き合う大切さを問いかける映像作品を展示いたします。
 
一方、小倉はこの展示にて新作「A PIECE OF CAKE」シリーズを発表いたします。見立ての技法を用いたグラフィック作品群です。
 
ものごとの見え方に揺らぎを与え、見る人の想像力にそっと 寄り添うような余白を残します。
 
異なるようでどこか通じ合う2つの表現。
 
「1+1」が織りなす、ささやかでユニークな化学反応をお楽しみください。
 
扇原 杏佳　小倉 有加里
 

---

 
▶︎展覧会名
扇原杏佳×小倉有加里2人展「1+1ten」
 
▶︎開催期間
2025.11.1(土) - 11.2(日)
※11:00 - 19:00まで
 
▶︎アーティスト
扇原 杏佳（おぎはら きょうか）
 
キャラクターを使った映像を通して、可愛さと不完全さがもたらす世界観を制作している。
 
2000年　東京都生まれ
2025年　東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了